熊本の空き家事情と問題の本質はこれ!

近年、空き家問題が日本全国で深刻化がよく報じられるようになりました。総務省の統計によれば、2023年10月の時点で日本には約900万戸の空き家が存在(国内の住宅総数は6502万戸)しており、5年前の前回調査に比べ51万戸増え、過去最多を更新しています

そして、その数は年々増加傾向にあることは揺るぎない事実です。この増加は、少子高齢化、都市部への人口集中、そして地方の過疎化が主な要因として挙げられます。地方の過疎地では、家を継ぐ人がおらず、そのまま放置されてしまうケースが多く見られます。また、悲しいことに単身高齢者らの死亡後に放置される空き家が近年目立ってきています。では、空き家が増えると何が問題なのでしょうか?客観的視点に立って整理していきます。

熊本県の空き家の実態データ

まず、ここ熊本県の空き家数に関するデータを見ていきましょう。
最新のデータは、2023年(令和5年)10月1日時点の「住宅・土地統計調査」に基づいています。主なポイントは以下のとおりです。

総住宅数: 849,200戸で、5年前(2018年)と比較して4.4%(35,500戸)増加しています。
●空き家数: 127,500戸で、5年前と比べて13.9%(15,600戸)増加し、調査開始以来最多となっています。
空き家率: 総住宅数に占める空き家の割合は15.0%で、5年前より1.2ポイント上昇し、過去最高となっています。
熊本県公式サイト

これらの数値は、熊本県内での空き家問題が深刻化していることを示しています。特に、空き家率が全国平均の13.8%を上回っており、地域特有の対策が求められています。

空き家問題の本質

空き家問題の本質は、単なる不動産の放置だけでなく、地域社会全体に芳しくない影響を及ぼす点にあります。まず、放置された空き家は景観を損なうだけでなく、治安の悪化や火災のリスクを増大させる原因となります。また、老朽化した建物が倒壊の危険性を持つこともあり、近隣住民にとって不安要素となってしまうケースも珍しくありません。

さらに、空き家は不動産市場にも影響を与えます。特定の地域で空き家が増加すると、その地域全体の地価が下落し、新たに住宅を購入しようとする人々にとっても魅力が薄れることがあります。このため、空き家の増加は、地域経済全体にも大きなインパクトを与えるといえるのです。

空き家解消の重要性

空き家問題の解消は、社会全体にとって非常に重要な課題です。国内の各自治体が積極的に空き家対策を進め、地域コミュニティを再生させる取り組みをはじめています。(空き家バンクなど)こうした自治体の取り組みは、地域の活性化だけでなく、空き家の有効活用による新たな住民の呼び込みにもつながっています。また、近年では空き家関連ビジネスに参入する民間企業が拡大しており、空き家を所有する人にとって利活用の選択肢が増えてきています。

空き家を放置せず、早期に売却や再利用を進めることは、個人にとっても社会全体にとっても大きな利益をもたらします。空き家の売却によって得られる収益は、次の不動産購入や資産運用、老後資金に活用できるだけでなく、地域全体の価値を高める一助となります。

まとめ

空き家問題は、個人だけでなく地域社会全体に影響を与える重大な課題です。空き家を売却することで、新たな住民やビジネスを呼び込み、地域の活性化を促進することができます。そして、これにより地域全体の価値が向上し、社会全体にとって有益な結果を生むことができるのです。空き家をお持ちの方は、ご自分やご親族の思いを大切にしつつ、社会貢献という視点をもってご売却への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
『よくばり売却』は空き家のリノベーションはもとより、”広告”の力を最大活用し買主様を見つけ出すことを得意としています。
今までにない超能動的な販売戦略を感じてみませんか?

◆熊本県内で『空き家』や『中々売れない中古物件』をお持ちの皆様へ

慣れ親しんだ大切なお家を売りとき、”不安”や”心配”、そして”要望”が伴うのは必然です。
売主様のすべての感情に寄り添い、売却までの道を最後まで力強く伴走できるのが、他と一線を画す事業(不動産×広告)を展開する『よくばり売却』(私)です。

●空き家を所有の方/相続で所有予定の方へ
立地や築年数など物件のスペックは売却成功にさほど影響しません。大事なのは、どこかにいるその物件を必要としている方を見つけられるかどうか。弊社では、その買主候補を調査(ターゲティング)し、そこへ向けて情報を発信することで売却に繋げていきます。広告代理店ノウハウを持つ弊社だからこそ取れる手段であり、最大の強みです。業界唯一無二の手法に託してみませんか?

●中々売れない中古物件(戸建・マンション)を所有の方へ
中々売れないご物件には、明確な理由があります。その原因を知ることが売却への第一歩です。
まずは、無料で実施いただける『売れない原因調査』をおすすめいたします。私も現地へ赴き、お家をはじめ周辺環境などを徹底調査の上、売れない原因から売却に導くプランをご提案いたします。
『築年数が古いから・・・』
『リフォームしていないから・・・』
『安くできない事情があるから・・・』
様々なご事情でご売却を諦める前に、まずはセカンドオピニオンとしてご相談ください。

皆様のお家に対する思いをお伺いすることを楽しみにしております。

◆営業エリアのご案内

熊本県内全域を担当しております!
熊本県内にご在住の方で、ご物件を県外にお持ちの方でも構いません。1件1件、ご縁を蔑ろにせず懇切丁寧に対応させていただきます。手前味噌な話で恐縮ですが、きっと私の熱心さに売却の希望を感じていただけると思います。お気軽にご相談くださいませ。

熊本みんなる店:榮 耕平

自動車メーカーで14年間務めた後、もっとダイレクトに人・社会に貢献したい!という思いから、模索の末、近年社会課題として注目を浴びる『空き家』を扱う事業展開を決意。”心はホットに、頭はクールに” 誰よりもお客様のことを想像し、行動して参ります。愛想のいいやつです。どうぞお気軽にご相談ください!
~趣味:家族アソビ、DIY、モトクロス、水泳、マラソン、読書。
~特技:水泳、英会話、バイク整備、論理思考。